機械、電気、原子力、医療、ビジネスなどの技術分野の翻訳を行う会社、有限会社IAプランニングは2001年に創業を行ってから二十数年が経過しました。

設立当初は紙の辞書や専門書を参照しながら手作業による翻訳を行っておりましたが、その後翻訳作業に特化したトラドスという翻訳データベースを導入しました。

翻訳データベースは、原文と翻訳文の文書ペアをデータベース化することによって用語の統一を行い、さらにネイティブの専門家が使用する各専門分野の技術的言い回しを簡単に再現できるというもので、作業効率が大幅に向上しました。

その当時コンピュータによる機械翻訳ソフトもありましたが、翻訳業の実用に耐える品質ではなく、手作業の翻訳とネイティブのチェッカーによるクロスチェックが必須でした。

2017年ごろにAI翻訳が実用化され、それまでの機械翻訳の品質を圧倒的に上回る翻訳を自動出力する時代に入りました。

現在、翻訳の主力は、AI翻訳を専門家がチェックするという段階に入っています。
2026年時点では、契約書、重要な技術文書など、厳密な文書が要求される分野では、まだまだAIに丸投げできない状況にあり、その言語のネイティブ専門家が最終チェックを行っています。

それもあと数年でチェックすら不要になってくると思われます。
AIが生成する言語がネット空間に多く出回り、逆に日本語自体も変質してきているように感じられます。

このように翻訳や通訳のハードルが非常に低下しており、世界中のひとが言語の壁に束縛されずに自由なコミュニケーションができるようになっていることは喜ばしいことです。

今後は世界中の人々のコミュニケーションをプラットフォームとしつつもAIにはできない仕事(=人間同士のつながり)を推し進め、会話によってひとびとが幸せになる業務を行っていきたいと思います。